こんにちは!ちきり清水商店広報担当です。
師が走るほど忙しいとはこのことか、とバタバタ年末感を味わっておりますが、時間を見つけてちきりの本枯節をもりもりとかけたご飯でこの忙しさを凌いでいます。
寒さと忙しさで体調を崩しやすい時期なので、しっかりと食事と睡眠の時間を確保して免疫力を上げていきましょう!
さて、私も毎日の食卓に欠かすことのないちきりの本枯節。(そろそろ自宅のストックがなくなってきました)
ご飯にかけるだけではなく、料理のお出汁や和物、おつまみ・・と幅広く大活躍ですよね。
そんな万能な鰹節が、一体どうやって作られているのか。
本日は、鰹節の作り方についてご紹介させていただきます。
ぜひご覧くださいね。
<鰹節の作り方って?>
鰹節の作り方を簡単に説明すると、
①まず鰹を切る→②ボイルする→③燻製にする→④種類によってカビをつける
大きく分けてこのような工程で鰹節が作られていきます。
そもそも鰹節とは、熱をかけた鰹の身を燻製にしたもののこと。
生の鰹から鰹節になるまで、なんと1~5ヶ月もの長い時間をかけて、じっくりと作っていくんです。
【工程1:カツオの選別】
鰹節には、40~65cmほどの鰹が使われます。
鰹節になった時に身割れを起こさないように、新鮮すぎず・・かといって、鮮度が悪い鰹も、良い鰹節にはなれません。
鰹節に適していている鮮度を判断するのはとても難しく、熟練の漁師さんでなければとても大変な作業なんです。
そして、その絶妙な鮮度のまま冷凍保存を行い、生切りの工程に入っていきます。
【工程2:生切り】
数回に分けて解凍を行い、頭や内臓を切り落として鰹節の原型を作っていきます。
そして、三枚おろしのように左右・骨の部分と切り分け、大きなカツオの場合はさらに腹部と背部に切り分けていきます。
この切り分けたカツオの腹部から作る鰹節を「雌節」、背部から作る鰹節を「雄節」といいます。
生切りを終えた後は、カツオを80度前後のお湯で煮込み、しっかりと冷ましたものから手作業で骨を抜いていきます。
【工程3:焙乾・カビ付け】
骨抜きが完了したカツオは、燻しながら乾かしていきます。
カツオに含まれている水分をしっかりと蒸発させ、乾燥したカツオの形を整えていきます。
形を整えた後、2日ほど日当てを行い、湿度の高いカビ室で半月ほどカビ付けをしていきます。カビをつけては乾燥させることを数回繰り返し、最後に付着したカビをブラシで落とします。
【最終工程:完成】
カビ付け後は天日干しを行います。
天日干しが終わると、鰹節の完成です!
ここまでの工程を踏んだ、削る前のものを「鰹節」と呼びます。
よくスーパーで見かけるものは、この鰹節を削った「削り節」
実は、こんなにも長い期間をかけて私たちにとって馴染みのある削り節の形になっていたんです。
さて、鰹節のことを考えていたら鰹節が食べたくなってきましたね。
鰹節専門店ちきり清水商店では、もちろん本枯節やお出汁だけではなく、鰹節も販売しております。
削り器とのセット販売も行っておりますので、ご自身の手で鰹節から削り節を作り出してみたい方、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
ギフトにもおすすめの商品です。
鹿児島産 包装本節 女節 1本
¥1,728
かつおの腹側にあたる、女節。腹節、雌節などとも呼ばれます。
手間暇を掛けて4番カビにまで仕上げた本枯節の腹側(女節)ですので脂肪分やかつおの生臭さも抜けて本枯節特有な上品で旨味のあるだしが取れます。
腹側の節は背側(男節)と比較して脂肪分があり、白っぽい桜色に削れる事が特徴です。
約半年の歳月を経てできあがる本枯節の上品な味と、香りをお楽しみいただけます。
原材料:かつおかれぶし(鹿児島県産)
賞味期限:365日
節の大きさには多少のバラつきがあるため
180~220gの間のものを出荷させていただきます。
本節・かつお節削り器セット KO-200
¥13,200
昔はどの家庭にも一台はあった鰹節削り器。
削りたての鰹節は、香りが断然違います。
この鰹節削り器は、天然木を使用した木製品。
安心の天然素材で、使うほど手になじむ一品です。
削りたての鰹節をお楽しみ下さい。
【内容量】
鹿児島県産 包装本節男節 1本
鹿児島県産 包装本節女節 1本
かつお節削り器・富士 1台
【商品詳細】
サイズ:270mm×190mm×125mm
重量:約2,100g
賞味期限:365日
製造:国産(静岡県)
【お友達追加はこちら▶︎】 https://lin.ee/t1aFLB4
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